デュエルマスターズの現代化

昔と比べてデュエルマスターズのゲーム内容や取り巻く環境が変化していきました

今回はそれらの要素をまとめていきます

 

  • キルターンの高速化

現代のデュエルマスターズは以前と比べ、キルターンやビッグアクションを起こすターンが速まっています

 

キルターンが短くなるとゲーム体験の損失と採用カードの限定化が起きます

具体的に言うとゲーム体験の損失は、アポロに3キルされて自分がプレイしたカードがなかったこと等

採用カードの限定化は、あるデッキに抗うためにはこのカードをいれなければならないという感じで採用できるカードの幅が狭まってしまうことです

 

なぜキルターンの高速化が起こるのか、それは新たに登場するカードが既存のカードより強くないとパックが売れないからです

このようにして起こるインフレはTCGの宿命であると言えます

 

そしてキルターンの高速化により、キルターンを覆す手段が除去やハンデス等のリソースを奪うものから軽量のメタカードを使う方向にシフトしています

 

アドバンテージを取り合うゲームから、いかに速く自分の強い動きを押し付けるか、そしてメタカードを駆使してキルターンを覆すかのゲームに変化していきました

 

  • 競技化の進行とSNSの普及

毎日どこかしらでCSが開催され、GPや超CS等の大型大会が年に数回行われています

DMPランキングの導入により自分の実力が可視化され、頂点を目指す仕組みが整えられていきました

 

そして、大会で結果を残したリストはX(旧Twitter)で拡散され、そのデッキの動きはYouTubeで誰でも見ることができます

競技化の進行と相まって環境で使われるカードが高騰する現象が起きています

 

  • DCGへの参入

2019年12月にリリースされてからまもなく4年を迎えようとしているデュエルマスターズプレイス、通称デュエプレ

目の前に対戦相手を用意出来なくても気軽に対戦できるのがDCGのメリットです

 

逆に言うと対戦以外にやることがありません

なので対戦して勝つことが目的でプレイしている人が多いです

 

ランクマでは最上位帯でレート戦が行われ、月ごとにランキングを競うことも競技化に向いています

 

 

 

タイガーレジェンドガチロボ

ペルフェクトの登場により強化されたタイガーレジェンドガチロボです

 

リスト
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このデッキの成り立ちという昔話をするのですが、ネバーが登場するまではドラサイガチロボでした

ロージアやサッヴァーク等の強力なドラゴンやミラミラ+ベルファーレの受けギミックを搭載していました

 

そしてドラサイとネバーを入れ替えるのですが、ガチロボが1ターン早く出せるし、ガチロボ効果を使い回せるし、ガチロボの成功率が上がるのでガチロボとはとても噛み合っていました

しかし、ドラゴン達は場に残らずCipしか使えないので噛み合いませんでした

セイントローズを入れてヘブンズヘブンから展開しようとしましたが、手札に戻ってきたドラグナーが7マナ貯まるまで出せないのが弱かったです

 

なのでネバー+ガチロボを引いたときは強いのですがそれ以外の時は弱くなっていました

それを解決するカードを見つけたのは、当時のフェアプロの動画でタイガーレジェンドが紹介された時でした

 

タイガーレジェンドは自身で展開でき、ネバーで手札に戻った自分自身を自身の効果で出せるのでネバーとも噛み合います

ガチロボが引けない時のサブプランになり、ガチロボで捲れてもさらなる展開ができ、満足のいくデッキになりました

 

そして数年後、7コスブロッカー持ちドロー効果持ちネバーを撃つ前に出すことができる激情の福音というこのデッキのために生まれたようなカードが登場し、ペルフェクトが登場し今に至ります

 

ペルフェクトは自身を含め18枚しかエンジェルコマンドが入ってないので、ドローソースとしては過度には期待できませんが、3→5ネバーで4ターン目にガチロボを着地させたり、上面のメタ効果で時間を稼いだり、場を離れない効果で詰めにも使えるのでいれた方が良いと思います

 

九極ガチロボ

ムザルミブーゴという9コス白緑でブロッカーのパワーカードが出たので、大分デッキになりました


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スターゲイズからのウェルキウスやムルジムでの横展開と、ガチロボからGOD系を捲って大量展開していきます

 

デスネークニアは9コスの青緑であれば何でも良いですが、自身が展開能力を持っているので採用しました

姫様宣言プリンプリンも候補でしたが、ムザルミブーゴと超次元の枠を食い合うので不採用になりました

この枠は9コスのトリーヴァでブロッカー持ちが理想です

 

GOD系がほぼガチロボの効果でしか出せなくて、浮いているのが美しくない点です

つまりGio/巨大設計図が殿堂解除されるのが一番の強化になります

5軸超次元ガチロボ


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3週連続でガチロボのリストを紹介していきます

 

 

リスト
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ガチロボでヴォルグイソレイトを揃えたいデッキです

3でブーストし、5でイソレイトのパーツを出し、6でガチロボを出してイソレイト完成が理想の動きです

 

GRはマーチスとダチッコ以外は自由ですが、ガチロボを探しにいけるカードを採用しています

 

 

 

超次元ゾーンは除外ゾーンとなるのか


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今月発売される新弾で超次元に触れるカードが増えました

超次元にカードを送ると再利用しづらい点は遊戯王の除外に似ています

超次元を使ったテーマデッキも出来るかもしれません

コストで超次元に送って効果を発動したり、超次元に送られると効果を発動したりして

超次元ゾーンが第2の墓地と呼ばれる日も来るかもしれません

 

ジャスティスループの歴史


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龍素知新の登場により産まれたデッキ

ジャスティスがウェディングゲートから出せるので、受けが強いという特徴があります

 

ですが、同時期に天門ループという対抗馬がおり地雷デッキに甘んじてました

 


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アゲイン殿堂前の完成度の高いリスト

バベルとザビミラとドラゴンボーンを駆使してヴォルグを無限に出します

 

 

2016年9月15日フォースアゲインが殿堂入り

このリストは使えなくなりました

殿堂したのは天門ループやマークロループが原因なんですけどね

 

 

そしてしばらくは鳴りをひそめていましたが、転機が訪れます

2017年2月26日ついに奇跡の精霊ミルザムがプレミアム殿堂入り

これにより天門ループは崩壊し、ジャスティスループが日の目を見ることになります

 


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ウェディングゲートと連弾スパイラルでジャスティスの効果を無限にストックし、デュエロウを無限に出し続けてLOさせます

ウェディングゲートでジャスティスを2体出すことが必要になったので、サイバーチューンやクリスタルメモリーが採用されてます

 

 

しかし、2017年7月8日目的不明の作戦が殿堂入り

ループ自体は出来ますが、デュエロウでのフィニッシュが難しくなりました

 


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作戦殿堂後に自分が使っていたのはこのリスト
空いた枠にジエンドオブエックス、テック団の波壊Go、父なる大地を採用し封印を付けて剥がすことを繰り返しLOさせます

 

 


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フォースアゲインの調整版であるテキサスストームが登場したことにより、新たな構築が産まれました

ジャスティスを2枚用意しなくて良いので、環境ではテキサスストーム型が使われました

ちなみにGP5thベスト8のリストです

 

 

環境での活躍もあり、2018年3月1日とうとう龍素知新が殿堂入り

これによりジャスティスループは事実上崩壊しました

 

 

失われし禁術の復元とルギヌスやネオンクスを使ってリペアされましたが、環境で活躍することはありませんでした

 

 

 

そして時が過ぎ、超天編第1弾にサイバーKウォズレックが登場

新デッキロマノフワンショットが構築されます


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ジャスティスと似た効果を持つロマノフⅡ世を用い呪文を連鎖させていく様は、ジャスティスループの後継デッキと呼ぶに相応しいです

 

 

 

 

度重なる規制により何度も形を変えながら生き延び、知新殿堂により息の根を止められ、ロマノフワンショットが産まれて役割を終えたというのがジャスティスループの一生です

コロコロ伝説カップレポート

 

2017年9月2日、3日にスカイツリーで行われたコロコロ伝説カップに参加した記憶をまとめていきます

6年前の記憶なので正確な情報ではないのでご了承下さい

 

当時私は都内在住の高校生で、スカイツリーのある押上駅は通学定期圏内でした

土曜授業がある高校だったので授業が終わってから押上へ直行

 

会場に到着し、まずはコロコロコラボレストランで腹ごしらえ

デュエマのカードの形をした海苔が入ったラーメンを食べました

 

会計をする場所に物販が売っており、何円分か購入するとくじがもらえました

 

 

くじの当たりは絶版のデッキやパック、ハズレは伝説プロモカードスペシャルパックがもらえたと記憶してます

当たったら覚えているはずなのでハズレたのでしょう

 

 

そしてメインイベントである対戦イベント

整理券をもらって対戦を1回行い、参加賞で伝説プロモカードスペシャルパックが配られ、勝者はくじを引けました

(Xでガンスリンガーと発言しましたが正確な意味でのガンスリンガーとは違うようです)

 

 

使用デッキはジャスティスループ

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7月8日に目的不明の作戦が殿堂しデュエロウでループをするのが難しくなりました

規制により空いた枠にジエンドオブエックス、テック団の波壊Go、父なる大地を採用しエックスで封印を付けテック団でバウンスを繰り返すことでLoさせます

これらはST持ちの呪文なので、受けの強さはそのままで盾に落ちてもブライゼでケアでき、マナに置いても呪術と脈動の刃で唱えることができます

 

後にテキサスストーム型が流行りこの形が使われることはなかったんですけどね

 

 

3戦くらいしたんですけどターボゼニス相手に事故ってVAN着地して負けたり、ループまでいったんですが相手が小学生くらいでループをあまり理解できなかったようなので勝ちを譲ったりしました

普段の大会で顔見知り相手に使うなら別ですが、初対面で幅広い年齢層が参加するカジュアルな場で複雑なアンフェアデッキを使うのはやめておけばよかったと反省しました

 

イベントの終わり際に対戦ブースの隣のブースでノエルとタカかダイキが登場し、じゃんけん大会を開催

スタッフのみなさんとハイタッチをしてイベントは終了

 

とても楽しかったので明日は朝イチから参加しようと決めたのですが

 

 

 

寝坊して正午前後に会場に到着

前日より人が多く大盛況でしたが、人が多すぎて対戦が1回しか出来ませんでした

おそらくRevF期にこすってたオーケストラを使ったと思います

 

 

 

伝説プロモカードスペシャルパックから出たカードは

  • サイキック・ビジョン
  • 黒神龍ゼキラ
  • 幻緑の双月×2
  • ネオ・スレッジハンマー
  • 東風の賢者ギュルカス
  • フェアリー・スコップ?
  • 神龍ガルドス
  • ダンディ・ナスオ×2
  • 冒険探検アミトアキ
  • アイアンコマンド・ドラグーン×2
  • 神龍ミルドガルムス
  • 弾丸透魂スケルハンター?
  • ホップステップ・バッタン×3

の計18枚だと思われます